2014年6月
連日マスコミで取り上げられるうなぎ関連のニュース
 
 2014-06-16 日経MJ記事.jpg
 
前回のニュースレターを発行した14日から今日の朝までで
 
22件ものうなぎ関連のニュースが配信されてきました。
 
それだけ世間の関心が高いということだと思いますが、季節的にも
 
うなぎ関連のニュースが多くなる季節ですね。
 
 
産地の池揚げ価格はこの10日で細物を中心に下げ、
 
5Pと4Pが同価格になりました。
 
その結果、新仔の池揚げがバッタリと止まり、
 
今週は一転して活鰻が足りない状況に陥っています。
 
先週の金曜日、鹿児島で行われた全荷連加工部会の会議でも
 
同業者から同様の状況だと聞きました。
 
これは、細物中心で新仔の池揚げがどんどん進みそうな状況を見て
 
4P中心で出荷するように誘導する意味を込めた値決めで
 
そのように動いた結果、一時的に池揚げが止まっていると思われます。
 
7月に入ると、4P中心で池揚げできるところが徐々に増えてくると思われますが
 
生育状況も当初予想より遅れていることもあって、
 
シラスウナギの早期池入れが多かったことから
 
「今年は早くから新仔があふれる」という話も出ていたが
 
なんだかんだで結局は7月入ってから池揚げ本格化ということになった。
 
過去の経験から、こうなることは予想できていたので
 
「やっぱりか」とつぶやきました。。。
 
土用丑前の新仔はあてにしたらあかん、早い時期にシラスがたくさん池入れされても
 
土用丑前に出てくる新仔はおまけ程度に考えておこう。
 
この原則は今後も守っていかなければいけないと、今回あらためて肝に銘じました。
 
 
 
 さて、前回は「食べ物ネタがない!!」とお叱りを受けましたが
 
この間もいろいろ食べまくっております(笑)
 
 
何年ぶりかで行った成田屋
 
2014-06-17 久々の成田屋.jpg 

こってり過ぎてと思い込んでしばらく遠のいていましたが、
 
久々に食べると・・・・・・・・
 
 
 
 
う、旨い!!
 
 
 
初めて食べた時に近い感動が!!!
 
さすがにみんなの食べる量は以前とは比べ物になりませんが
 
ここでしか味わえない味は強い!やっぱり成田屋もたまには来たいと思いました。
 
そして九州出張も食べることは手を抜きません。
 
体壊すぞってまた怒られそうですが(笑)
 
伊丹空港の近くみ味噌らーめんから始まり、
 
肉の刺し身からモツ鍋、ラーメン
 
翌日も途中下車して久留米でらーめん
 
2014-06-20 久留米ラーメン沖食堂.jpg
 
ピースおにぎりと共に(^^)v
 
これはコッテコテで、お店は呼び戻し臭が若干しました。
 
久留米らーめんはこの臭いせなあかんという人もおおいとか・・・・
 
鹿児島では薩摩地鶏の焼きとりをいただきました。
 
2014-06-20 鹿児島焼きとり.jpg
 
〆で行ったのでお腹がいっぱいになってしまい、少ししか食べられなかったのが
 
心残り。。。
 
また行きたいお店です。
 
 
いやーうまかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
■池揚げ価格
 
 
 
 
国産活鰻の池上げ価格(前年同期)
 
三河新仔?ヒネ価格
2.5P2950?2850     
3P3850?3750(3350?)
4P4200?4000(4300?)
5P4200?4000(4700?)
 
 
 
九州ヒネ仔価格
 
3P3400(2350)
4P3750(2900)
5P3750(3250)
 
 
静岡新仔価格
 
3P3850
4P4200
5P4200
 
ヒネ仔価格
 
3P3500
4P3850
5P3850
 
 
 
台湾産活鰻の商社出し値(前年同期)
 
相対
3P3500(3150)
4P3600(4000)
5P3850(4500)
 
 
 
中国産活鰻の商社出し値(前年同期)
 
3P3700(3250)
4P3750(4300)
5P3900(4950)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 


2014年06月23日 | カテゴリー: うなぎ, B級グルメ| コメント(1112)| トラックバック(0)

国際自然保護連合(IUCN、本部スイス)は12日、

絶滅の危機にある生物の情報を載せた「レッドリスト」の最新版を発表し、

ニホンウナギを絶滅危惧種に指定した。

 環境省がまとめる日本版では昨年指定されており、
今回で、国際的にも保護が必要な種と認定されたことになる。
 
 うなぎicunレッドリスト入り.jpg
 
というニュースについて
 
 
まず、今回のレッドリスト掲載により、うなぎが食べられなくなることはありません。

今年はニホンウナギの稚魚が豊漁ということで最近のうなぎ関連のニュースは

「今年はうなぎが豊漁なので買いやすい価格になって、うなぎを食べる機会も多くなることでしょう」

といった報道が多かった。
 
そしていよいよ7月、みなさまうなぎを食べて元気に夏を乗り切りましょう!

と盛り上がっていきつつある時にこのニュースは多少なりとも消費マインドに水をさすことになるとおもいます。
 
「絶滅が危惧されるようなものを普通に食べてもいいものなんだろうか」ということや

「この先うなぎが食べられなくなるのではないだろうか」といった心配をされることと思います。
 
もちろん私達うなぎ業界の者にとっても人ごとではありません。
 
今年は稚魚が豊漁だったからいいようなものの、また来年以降不漁になることも十分ありえます。
 
過去数十年の稚魚の漁獲量の推移をみてみると、漁獲量は増えたり減ったりしながらも
 
グラフにすると、右肩下がりのグラフになります。

私達日本人は、これからもうなぎを食べ続けるために

消費の見直しだけでなく、資源回復へ具体的な行動をしていかなければなりません。
 
長い目で見れば今回のレッドリスト掲載はそういう行動を
 
真剣に始めるきっかけになり、ヨーロッパでのアンギラ種資源回復の実績のように、
 
ニホンウナギの資源が回復することにつながるものと期待します。
 
 
日本国内では、昨年より農水省主導で全国の養鰻業者に対する稚魚の池入れ可能数量についての調査が行われており、
 
今後日本国内や台湾、中国とも連携して、何らかの規制がかけられるものと予想しています。
 
2016年にはワシントン条約の更新があり、その時にニホンウナギを始め
 
今回レッドリスト入りした13種のうなぎが新たに附属書?に掲載される可能性が大きく
今後は農水省、日台中のうなぎ業界共に協力してニホンウナギの生息数の回復に
 
全力で取り組んでいかなければならないでしょう。
 
ワシントン条約付属書IIに掲載されれば、日本に入ってくる違法漁獲ウナギは大幅に減るものと思われます。
 
それによって、一時的に価格は上がり、ここ1?2年のような高値がしばらく続くかも知れません。
 
しかし規制が機能して、ウナギ資源が大きく回復して、持続的に安定供給できるようになれば
 
再び買い求めやすい価格に落ち着いて、国民みんなが今後もうなぎを食べ続けることができると思います。
 
美味しいうなぎを孫やひ孫が食べ続けられるように
 
私達は、これから訪れるであろう苦しい時期を乗り越えていきつつ
 
うなぎ屋を続けていきたいと思います。

 

 


 
日本メディアのIUCNウナギレッドリスト掲載関連記事
 
 
 
 


2014年06月14日 | カテゴリー: うなぎ| コメント(1521)| トラックバック(0)

活鰻相場、動き出しました。
 
正直、活鰻相場がこれほど早く下がるとは、予想していませんでした。
 
新仔は順調に育っていますが、予想よりも速いペースで育っていると言うわけではなく
 
この間の高値続きで、売れ行きがよくない状況が続いている。
 
そこへ三河などで早い目の出荷が始まり、これだけなら相場は大きく動かなかったと思われますが
 
九州ではまだヒネ仔がかなり残っていることから
 
新仔の出荷が始まる直前に思い切ってヒネ仔を値下げしたことから
 
いったんは旧価格スライドでスタートした三河の新仔相場も九州にある程度合わせて
 
下げざるをえなくなった。というような流れでした。
 
この後もまだ下がると予想していますので、リアルタイムで価格が変動する
 
専門店などの活鰻需要のお客さまはこれからようやく経営が楽になりそうです。
 
中国加工品については先月の段階からかなりの投げ物が出回ってるとのことで
 
スーパーでの販売価格も中国加工品については下がり始めてると思われます。
 
養殖新聞のFAXサービスでは昨日付で東京のスーパーの売価調査をしており、
 
中国産1尾ものは598円?1280円
 
国産1尾ものは1580円?1980円
 
となっているとのことでした。
 
国産加工品については、すでにこの夏の需要分は在庫しているところがほとんどで
 
販売価格帯は1580円?1980円を大きくはみ出ることはないのではと思われます。
 
 
 
以下、アクアカルチャー誌より抜粋
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 
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5月に入ってからの活鰻の売れ行きが低調である反面、
 
今月下旬から新仔池揚げが本格化することが値下げの要因となっている。
 
早めに活鰻相場を下げ、流通を活性化すべきと判断した産地関係者の意向が強い。

特に6月に入ってから本格化する筈の和食料理店等を中心とした飲食店での
 
夏メニュー導入が活鰻相場の高値に対する嫌気感からも一向に進まない。
 
これから増える筈の市場関係の活鰻需要が期待出来ない為に価格を下げざるを得ない状況に追い込まれている。

また、お中元を中心とした加工場関係の需要も低調だ。
 
「必要分以外加工することはない」という姿勢だが、夏以降の市況展開を見据えても
 
「まだ思惑在庫する水準にはない」と慎重な姿勢を続けている。
 
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■池揚げ価格
 
 
続落
 
 
国産活鰻の池上げ価格(前年同期)
 
三河新仔?ヒネ価格
2.5P2950?2850     
3P3850?3750(3100?)
4P4400?4200(3950?)
5P4400?4200(4450?)
 
三河ヒネ仔価格
 
3P3750
4P4300
5P4700
 
大隅ヒネ仔価格
 
3P3500(2350)
4P3850(2900)
5P4000(3250)
 
 
静岡新仔価格
 
3P3850
4P4200
5P4300
 
ヒネ仔価格
 
3P3600
4P3950
5P4100
 
 
 
台湾産活鰻の商社出し値(前年同期)
 
3P4050(3200)
4P4900(3900)
5P5450(4300)
 
 
 
中国産活鰻の商社出し値(前年同期)
 
3P4050(3350)
4P4700(4150)
5P5250(4700)
 
 
 モンドセレクションの授賞式で、今年はボルドーに行ってきました。
 
モンド2014-2.jpg
 
今年も刻みうなぎで金賞をいただきました。
 
モンド2014-1.jpg
 
こんな時のこそ使わなくちゃと、日頃の出張で溜まったマイルを使ってやりました。
 
今回の弾丸授賞式ツアーはボルドーには一泊だけ、
 
パリに2泊しました。当然メインイベントは食べることとワイン。
 
パリではビストロやフレンチレストランにも行きましたが
 
3年前にもいった「野田岩パリ店」でうなぎも食べてきました。
 
2014-06-04 野田岩パリ白焼き13ユーロ.jpg
 
白焼き↑
 
2014-06-04 野田岩パリうなぎ南蛮漬け8ユーロ.jpg
 
南蛮漬け↑
 
2014-06-04 野田岩パリうなぎ松風焼き9ユーロ.jpg
 
松風焼き↑
 
2014-06-04 野田岩パリうな重定食320g40ユーロ.jpg
 
うな重↑
 
そして一番美味しかったのがこれ
 
2014-06-04 野田岩 燻製9ユーロ.jpg
 
うなぎの燻製と
 
2014-06-04 野田岩パリ「野田岩サラダ」うなぎ燻製入り.jpg
 
燻製が乗った「野田岩サラダ」
 
店名を付けたメニューに乗せるだけあってめっちゃ美味しかった。
 
正直、南蛮漬けや松風焼きはうなぎじゃなくてもいい感じですし
 
うなぎの変わり種メニューってうなぎじゃなくてもってのが多いけど、
 
これは美味しかった。特にワインには絶妙に合う。
 
 
そしてパリで楽しみにしていたファラフェルのお店Las du fallafel
 
はお休み・・・・・・・くそー!!
 
しかたなくその向かいのMi-Ba-Miというお店で食べることにした。
 
2014-06-04 パリmi-va-miファラフェル2.jpg

一緒に行った人たちはコロッケと呼んでいました。。。

2014-06-04 パリmi-va-miファラフェル.jpg
 
他のお店のも食べてみたいと思ってたからちょうどよかった!
 
ということにしておこう、ハハハハハ。
 
 
 
 
 
 


2014年06月10日 | カテゴリー: うなぎ, 旅行, B級グルメ| コメント(1411)| トラックバック(0)

ブログプロフィール

川口水産の社長はこんな人。
1963年3月生まれ
干支:うさぎ
星座:牡羊座
動物キャラ:大きな志を持った猿
好きな数字:3と8
(趣味)
読書:司馬遼太郎ファン、特に「坂の上の雲」
身体を動かすこと:マラソンとゴルフ
旅行:20代半ばで、2年間海外を放浪(中近東、北アフリカ、ヨーロッパ、西アジア)
B級グルメ:美味しいものを求めて何処までも?
早寝早起き:10時に寝て5時に起きます。

川口水産プロフィール
川口水産は和歌山県の有田市で創業30年以上うなぎ一筋です。日本一おいしいうなぎを日本中の人にお届けすることを目差してます。
川口水産株式会社
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